1: スナフキン ★ 2020/04/29(水) 01:08:45.73 ID:6dkZ71i/9
「外出自粛で喫茶店に行けない」「GWも家で過ごすしかない」
という中、自宅でコーヒーを飲む機会がこれまで以上に増えるのではないでしょうか。
そんな時に気をつけたいのが、コーヒーの飲み方です。
コーヒーが身近な飲み物となって久しく、手軽に飲めるインスタントタイプも続々と増えています。
ところが、スウェーデン・イェーテボリ大学の研究によると、「フィルターを通さないインスタントコーヒーは、心臓病のリスクを高める危険性がある」というのです。
フィルターを通さないことで、血中のコレステロール値を高める物質がろ過されないことが原因です。
果たしてどのくらい体に影響があるものなのでしょうか。また、健康的にコーヒーを楽しむにはどうすれば良いのでしょうか。
コレステロール値を高める物質が「ろ過」されない
研究主任のダグ・S・テール教授は、長年、コーヒーと心臓病の関連性を研究してきました。
30年前にはすでに、コーヒーが「悪玉」と呼ばれるLDLコレステロールの増加と関連していることが指摘されています。
血中のコレステロール値が高くなると、動脈硬化がすすんで、血管が詰まりやすくなり、結果的に、心臓発作や心筋梗塞を起こしやすくなるのです。
しかし同氏は、コレステロール値を高める物質はフィルターを通すことで取り除かれることも実験で証明していました。
氏によると、フィルタリングしないコーヒー1杯分に含まれるその物質の量は、フィルタリングしたコーヒーの約30倍におよぶそうです。
しかし、フィルタリングしないコーヒーの害悪を、実際に検証することは倫理的に不可能でした。被験者の健康を害してしまうリスクがあるからです。
そこでテール教授は、およそ20年にわたる大規模な追跡調査を開始しました。
フィルタリングコーヒーは健康に良い
調査は、1985?2003年にかけて、ノルウェーの健康な男女50万8747人(20?79歳)を対象にしています。
被験者は、コーヒーの種類や一日の摂取量、飲み方などのアンケートに回答。同時に、喫煙や運動量、身長、体重、血圧、コレステロール値など、心臓病リスクに影響を与えるであろうデータ(変数要因)も記録しました。
約20年にわたる調査の結果、4万6341名の被験者が亡くなり、うち1万2621名は心血管障害、6202名は心臓発作が原因でした。
死亡原因(および発症リスク)とコーヒーの関連性を調べてみると、フィルタリングしたコーヒーは、まったくコーヒーを飲まないよりも健康レベルを高めていることが分かりました。
例えば、コーヒーを飲まない人と比べ、フィルタリングコーヒーを飲む人は、死亡リスクが15%低かったことが判明しています。さらに、心臓病による死亡率は、男性で12%、女性で20%も低下していました。
最も死亡率が低かったのは、1日に1?4杯のフィルタリングコーヒーを飲んだ場合でした。
この結果は、他の変数要因と関連性がなかったため、確実性が高いと思われます。
フィルタリングしないコーヒーは危険?
一方、フィルターをかけないコーヒーを飲んでいた人も、まったく飲まない人に比べ、明白に死亡リスクを高めていることは確認されませんでした。
しかしそれは、60歳以上の男性を除いてのことです。
若年層にはそれほど健康への悪影響がなかったものの、60代以上の男性では、心臓病の発症リスクを高めていました。
しかし、テール教授は、その原因について、「年齢や性別が問題ではないかもしれない」とも指摘しています。
というのも、20年という長期の調査中に、ノルウェーでのコーヒーの飲み方が「フィルターなし」から「フィルターあり」に変化しつつあったのです。
特に若年層ではその傾向が強かったのですが、年配の男性では、飲み方を変えない傾向が見られました。
つまり、フィルターなしのコーヒーが、健康への害悪となる可能性は十分に考えられるのです。
これを踏まえた上で、テール教授は、「以上は観察結果のため、フィルターなしが必ずしも健康に害悪になるとは言えません。しかし、コレステロール値が高い人や健康に不安を抱えている人などは、フィルターありに変えたほうがいいでしょう」と述べています。
例えば『金属フィルター』は、コーヒー本来の風味や香りをダイレクトに味わえるのが特徴です。
続きはソースで
https://nazology.net/archives/58245
という中、自宅でコーヒーを飲む機会がこれまで以上に増えるのではないでしょうか。
そんな時に気をつけたいのが、コーヒーの飲み方です。
コーヒーが身近な飲み物となって久しく、手軽に飲めるインスタントタイプも続々と増えています。
ところが、スウェーデン・イェーテボリ大学の研究によると、「フィルターを通さないインスタントコーヒーは、心臓病のリスクを高める危険性がある」というのです。
フィルターを通さないことで、血中のコレステロール値を高める物質がろ過されないことが原因です。
果たしてどのくらい体に影響があるものなのでしょうか。また、健康的にコーヒーを楽しむにはどうすれば良いのでしょうか。
コレステロール値を高める物質が「ろ過」されない
研究主任のダグ・S・テール教授は、長年、コーヒーと心臓病の関連性を研究してきました。
30年前にはすでに、コーヒーが「悪玉」と呼ばれるLDLコレステロールの増加と関連していることが指摘されています。
血中のコレステロール値が高くなると、動脈硬化がすすんで、血管が詰まりやすくなり、結果的に、心臓発作や心筋梗塞を起こしやすくなるのです。
しかし同氏は、コレステロール値を高める物質はフィルターを通すことで取り除かれることも実験で証明していました。
氏によると、フィルタリングしないコーヒー1杯分に含まれるその物質の量は、フィルタリングしたコーヒーの約30倍におよぶそうです。
しかし、フィルタリングしないコーヒーの害悪を、実際に検証することは倫理的に不可能でした。被験者の健康を害してしまうリスクがあるからです。
そこでテール教授は、およそ20年にわたる大規模な追跡調査を開始しました。
フィルタリングコーヒーは健康に良い
調査は、1985?2003年にかけて、ノルウェーの健康な男女50万8747人(20?79歳)を対象にしています。
被験者は、コーヒーの種類や一日の摂取量、飲み方などのアンケートに回答。同時に、喫煙や運動量、身長、体重、血圧、コレステロール値など、心臓病リスクに影響を与えるであろうデータ(変数要因)も記録しました。
約20年にわたる調査の結果、4万6341名の被験者が亡くなり、うち1万2621名は心血管障害、6202名は心臓発作が原因でした。
死亡原因(および発症リスク)とコーヒーの関連性を調べてみると、フィルタリングしたコーヒーは、まったくコーヒーを飲まないよりも健康レベルを高めていることが分かりました。
例えば、コーヒーを飲まない人と比べ、フィルタリングコーヒーを飲む人は、死亡リスクが15%低かったことが判明しています。さらに、心臓病による死亡率は、男性で12%、女性で20%も低下していました。
最も死亡率が低かったのは、1日に1?4杯のフィルタリングコーヒーを飲んだ場合でした。
この結果は、他の変数要因と関連性がなかったため、確実性が高いと思われます。
フィルタリングしないコーヒーは危険?
一方、フィルターをかけないコーヒーを飲んでいた人も、まったく飲まない人に比べ、明白に死亡リスクを高めていることは確認されませんでした。
しかしそれは、60歳以上の男性を除いてのことです。
若年層にはそれほど健康への悪影響がなかったものの、60代以上の男性では、心臓病の発症リスクを高めていました。
しかし、テール教授は、その原因について、「年齢や性別が問題ではないかもしれない」とも指摘しています。
というのも、20年という長期の調査中に、ノルウェーでのコーヒーの飲み方が「フィルターなし」から「フィルターあり」に変化しつつあったのです。
特に若年層ではその傾向が強かったのですが、年配の男性では、飲み方を変えない傾向が見られました。
つまり、フィルターなしのコーヒーが、健康への害悪となる可能性は十分に考えられるのです。
これを踏まえた上で、テール教授は、「以上は観察結果のため、フィルターなしが必ずしも健康に害悪になるとは言えません。しかし、コレステロール値が高い人や健康に不安を抱えている人などは、フィルターありに変えたほうがいいでしょう」と述べています。
例えば『金属フィルター』は、コーヒー本来の風味や香りをダイレクトに味わえるのが特徴です。
続きはソースで
https://nazology.net/archives/58245
【【研究】健康的なコーヒーの飲み方とは? 「フィルターなし」はNG】の続きを読む